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「SDGs」活動をサポートする、「サスティナブル」な紙クリップ



最近、「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」という文字や言葉を、目や耳にする機会が多くなっています。
ただ、「何の意味か?」「どのような内容?」と聞かれると、即答するのは難しいのではないでしょうか。



SDGsとは、「Sustainable Development Goals(サステナブル・ディベロプメント・ゴールズ)」
(持続可能な発展の目標)の頭文字をとった略称で、日本語では「持続可能な開発目標」と翻訳されています。

一見、難解に思えますが、実のところSDGsは人々の暮らしに密接しており、とても大切なこと。さらに地球に住むすべての人たちが、快適に生活できる世界を目指すというものなのです。




☆よりよい世界を「持続」するための国際目標

SDGsは、2015年9月、国連サミットにおいて採択されました。
「地球上の誰ひとり取り残さない」をスローガンに、2030年までに国際社会が取り組むべき国際目標で、
「貧困や飢餓」「ジェンダーの平等」「気候変動対策」「環境問題」「経済危機」をはじめ、教育、保健、エネルギーなどにかんする現代社会が抱える課題に対し、これらを解消、持続可能な生活を営むために掲げられた17の目標と169のターゲットから成り立っています。

簡潔にいうと、「先進国、途上国が協力しつつ、世界のすべての人たちが、これから先も豊かで
幸せに暮らすため、国連加盟193ヵ国が2030年までの間に達成しようとする目標」です。
なお、SDGsは各国の政府や自治体、非政府組織、非営利団体だけに向けられたものではなく、
民間企業やNGOなどの民間組織、さらに地球に住む一人ひとりが一体となって考える目標となっています。



☆「プラスチックごみ」や「温室効果」。身近で深刻な環境問題

SDGsでは様ざまな目標が定められていますが、中でも身近なものとしては「環境問題の改善」が知られ、
次のような項目があります。

・13:気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る
・14:海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する
・15:陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る


「地球温暖化」をはじめ、「海洋(水質)汚染」「大気汚染」「森林破壊」などによる環境汚染は、
人間の暮らしを脅かすとても深刻な問題です。

それらを改善するため、世界単位ではもちろん、あるいは国ごと、市民レベルに至るまで、いろいろな
取り組みが行われています。

たとえば、地球温暖化を招く「ヒートアイランド現象(アスファルトやコンクリートが貯め込んだ熱、
建物や自動車などの排熱により、気温が上昇する現象)」に対しては、窓際につる性の植物を植え、日光を遮断し室温の上昇を抑制する「グリーンカーテン」、道や庭に水をまいて涼をとる、江戸時代から親しまれていた「打ち水」など、誰もが協力できる方法が採用されています。


また、海洋汚染や水質汚染の原因である、プラスチックごみの廃棄も同様です。
毎年800万t以上ともいわれるプラスチックごみの90%はリサイクルされず、そのまま海に投棄されています。
さらに一部のプラスチックは、波や砂、風にもまれ、強い紫外線にさらされることにより、「マイクロプラスチック(5mm未満のプラスチック粒子)」という微小な粒子に変わります。マイクロプラスチックには有害物質が付着しやすいため、魚などの海洋生物がエサと間違えて食べると、命を落としてしまうこともあるので、生態系への影響が懸念されているのです。


海洋汚染を防ぐために、ショッピング時のエコバッグ使用、飲食店でのストロー利用中止など、
プラスチック使用の減量が呼びかけられています。
これらは「グリーンカーテン」「打ち水」と共に、多様な環境問題の解消を目指す取り組みのひとつ、「サスティナブル」を実践する活動だといえます。



☆企業経営、企業戦略に採用されている「サスティナブル」   

「サスティナブル(Sustainable)」とは、本来「持続可能」「耐え得る」「持ちこたえられる」を意味する
英語ですが、現在は「地球環境を守りながら、維持・持続できる産業や開発、経済システム」を表わす言葉・概念として用いられています。「SDGs」にも通じ、社会や経済も含め、環境に配慮する対策を考える活動でもあります。もっと端的にいえば、経済や社会、環境のバランスを考えながら、人も動物も、すべての生き物が長く快適に暮らしていく方法だといえるでしょう。

サスティナブルな取り組みは、近年、様ざまな業界や業種で取り入れられています。環境をはじめ、
社会や経済に与える影響を考慮しながら、企業経営、企業戦略を立てている企業も少なくありません。たとえばファッション業界は、「天然素材の使用」「3R(スリーアール。リデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle)」を意識した商品開発の推進、建築業界なら、建築物の寿命を延ばし、住みやすさを実現した「サスティナブル住宅」の普及、木材使用で、地球温暖化に対し、二酸化炭素の排出を抑える「低炭素化社会」の実現を目指すなど、地球や環境に優しい様ざまな経済活動が行われています。


☆SDGs、サスティナブル活動が販促業界にもたらすもの

「サスティナブル活動」の推進は、販促企画の業界も例外ではありません。
「リサイクルPET原料」「オーガニックコットン(無農薬の有機農法で育てた綿花を使った生地)」
「バンブーファイバー(竹を使ったファイバー素材)」「再生紙」などを用いて、SDGsの目標達成を目指すサスティナブルな販促品やノベルティグッズが制作されています。

SDGs達成を踏まえてのサスティナブル活動、それに伴う製品は、企業にも少なからずプラスに作用します。
主なメリットは次の通りです。


〇企業のブランドイメージアップ
・SDGs達成を見据えた取り組みを行うことは、企業のブランドイメージ向上、セールスアップにつながる
・「人や環境に優しい経営」を通じ、取引先をはじめ、顧客、地域住民などからの信頼度向上が期待できる

〇グローバルな展開
・国連が採択した目標のため、活動に取り組むことで国際的に評価される可能性がある
・海外進出を考えた場合、アピールポイントになる

〇環境汚染につながるゴミや廃棄物の削減
・ゴミや廃棄物の削減、「3R(リデュース、リユース、リサイクル」の実践などを通し、地球環境の保護に
貢献できる


メリットがある一方で、SDGsを実践するためにはコストが発生したり、思いのほか時間がかかってしまう
こともあり得ます。ですから、その点を踏まえた上で、経営計画を立てることが成功のポイントだといえます。


☆軽くて丈夫、環境に優しいファイバー製「紙クリップ」のすすめ

「クリップ王国」では、SDGsに貢献できるアイテムとして「紙クリップ」をおすすめしております。

本製品は環境に優しい「バルカナイズドファイバー」を採用。
好きな形状が選択でき、社名、ロゴやキャラクターも印刷できるため、販促やノベルティだけでなく、
オリジナルグッズを作りたいクリエイター、デザイナー様にもお使いいただけます。


〇バルカナイズドファイバーとは?
「バルカナイズドファイバー」とは、コットンパルプや木材パルプといった原料に薬品処理を施し、セルロースをナノレベルまで解繊、強固に結び付けたセルロースナノファイバー材料のひとつで、次のような特性を有しています。

・剛性・強靭性に優れ、粘り強く割れにくい
・耐衝撃性・耐摩耗性が高い
・絶縁性・非帯電性があり、電気を通しにくい
・折曲加工、絞り加工なども可能
・塗装や接着ができる
・耐アーク性(アーク放電による材質の劣化に対する耐性)・耐トラッキング性(トラッキングを起こしにくい耐性)などの性質も有する
・生分解性(物質が微生物などの生物の作用により分解する性質)に優れている


上記に加え、耐油性・耐久性・静電気防止ほか、多様な特性を持つバルカナイズドファイバーは
プラスチックの代替材料としても注目の素材で、弱電・重電部品、研磨用基材、ケースといった工業製品、また文房具などにも使われています。


特に生分解性の高さから、紙製品と同様に一般ごみとして処理することが可能。地球と環境に優しい
バルカナイズドファイバーの性質を生かした「紙クリップ」は、SDGsに貢献できる販促・ノベルティ商品だといえます。



▼SDGsに貢献できるノベルティ「紙クリップ」はこちらからどうぞ
https://www.original-clip.com/sdgs/index.php

クリップ王国では、紙クリップ単体、台紙付き、フック紙付き、ミニ箱入り(ここまで文房具使用)、マスククリップ(マスク用)など、多種多様な商品をご用意しております。
ベースカラーは8色(レッド・イエロー・グリーン・ブルー・ブラウン・グレー・ブラック・ホワイト)から選択。輪郭カット、彫刻加工、印刷が可能で、ニーズに応じたオリジナル紙クリップが制作できます。

販促品・ノベルティ製作のご予定がおありなら、脱プラスチックが期待でき、環境にも優しい「紙クリップ」をお考えになってはいかがでしょう。無料サンプルご請求、小ロット(30セット)からお作りいただくことも可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。


▼「クリップ王国」のアイテムラインナップ